このまま一人で生きていくかもしれないと思い、陥りやすいトラップを知ったので対策を考えて行動していきましょう!
ここからは「お金の大学」両りべ大学長を参照しております。
休みを1日とって取り組みましょう!
それぐらい価値があります。次の休みにではなく有給を使ってももったいなくありません。是非トライしてください。
固定費の見直しは一度重い腰をあげてしまえば満足度を落とさずに支出を抑えられます。
今現在では問題ない固定費の支出も老後は同じで赤字にならないとは限りません。今から見直しをすれば見直しの分を貯蓄に回せます。
そんな金額微々たるもんじゃんと思いますか?月額ではそうかもしれませんが年額でそれが始めた時から死ぬまでの年月になると長生きするだけ差が大きくなります。
会社員引退後から始める、と思っているなら今からやればその分お得です。早いうちにやってしまいましょう。
1.通信費
固定電話は必要ですか?お一人様ならなおのこと、電話番号を返却することも視野に入れましょう。
スマホは格安SIMにかえよう。
独身者は一人分なので家族世帯のほうが改善率は大きいですが独身者でも2台3台と持っている方はかかる経費は2.3倍と大きく変わってきます。
povoやahamoにするだけでも安くなります。
2023年の年末に日本通信から新しいプランがでました。こちらもお勧めです。
もちろんデメリットもあります。
- キャリアメールが使えない
- LINEのID検索が使えない
- 大手キャリアと比べて混雑時(お昼休み等)がつながりにくい
たいしたデメリットではないですが1番デメリットはめんどくさい!ですよね。
2.光熱費
電気・ガスは別々の会社でしたら一緒の会社にまとめてみるのもいいです。
電力会社の乗り換えは携帯と違い簡単です。
一軒家でプロパンガスを使っている方は都市ガスにするのもいいです。
一般的にプロパンガスより都市ガスのほうが安いです。
プロパンガスは会社ごとに料金が違います。
使っている会社が相場かどうか調べてみて乗り換えも検討するといいかもしれません
乗り換え先の会社にネットで申し込むだけです。契約中の会社に解約届は不要です。こちらのサイトが便利です。
3.保険料
いらない保険に入り過ぎていませんか?保険料月々結構かかっているなら固定費削減の大チャンスです。安心は高くつきます。
保障の必要な金額をちゃんと見積もらないと掛金の大きさに圧迫されて日々の生活が苦しい。そうなってしまっていては元も子もありません。
もしもの時に手厚い保障は魅力的ですが支払う保険料ともしもの時が来る確率のバランスを考えましょう。
貯蓄型の保険はいらないです。養老保険・個人年金保険・外貨建保険等です。
保険は保険。貯蓄(投資)は貯蓄。分けましょう。こちらの書籍が分かりやすくお勧めです。
貯蓄型の保険は保険会社が代わりに投資をしてくれて満期までに増やしてくれます。
ただ慈善事業ではないので手数料がとられているわけです。その手数料がとても割高なんです。
すぐ解約したり満期まで持たないと元本割れしてしまうものが多いですよね。それは手数料が高いからというのも要因です。
今は個人で投資する環境が整っています。ならば自分で運用すれば手数料はコントロールできます。2024年からは新NISAが始まっています。こちらの活用することをお勧めします。
割高保険会社手数料→ネット証券の優良商品に格安な手数料へ
貯蓄型保険は拘束期間も長く資金の自由度も低い。割高な手数料である。途中解約だと元本割れすることがある。貯蓄型保険のデメリットです。
貯蓄型保険は解約や見直しが必要です。
必要な保険は
- 火災保険
- 任意の自動車保険
独身者は民間の生命保険や医療保険ははいらなくてもいいと思います。もちろんその分は生活防衛資金で対応できるように備えは必要です。
保険で備えなければいけない事態は
起こる確率は低いが受ける損失が莫大の事態のみです。
学生の子供が家族がいる世帯主は生命保険(掛け捨て)には入ったほうがいいですが独身者は不要です。
日本は国民皆保険制度です。職業や年齢で入る保険は違いますが公的保険に必ず加入しています。
怪我や病気には保険証で自己負担は3割負担。
入院手術には高額療養制度があり年収によって支払金額に上限があります。
あらかじめ限度額適用認定書の交付を受けておけば還付を待たず最初の支払いから自己負担限度額です。
怪我や病気で障害が残ってしまったときは障害年金があるし
死亡の時にも遺族年金があります。
老後には基礎年金・厚生年金があります。年々減額になっていますが破綻することはないです。
介護にも介護保険があります。
会社員には雇用保険がありますので失業したとき次の就職先が決まるまで支払った年数等で金額・給付期日に違いがはありますが失業給付があります。
その他にも教育訓練給付金・育児・介護休業給付金・再就職手当・就業手当等があります。
これらのことを知って理解を深め、足りないところがあれば民間の掛け捨て保険に入る。これが正しい保険の利用法です。
私もそうでしたが公的保険の補償内容を知らずに民間保険に入ってることありますよね。
知らないは悪です。しっかり勉強して自身の保険を見直してみましょう。
4.住宅
賃貸は仲介業者を選びましょう。1社で決めずいろいろ比べてみて決めてください。初期費用が全く違うことがあります。
賃貸の方は更新時、家賃の値上げを言われたとき合意しないといけないわけではありません。交渉する価値はありますので現状維持できないか交渉してみてください。
ただ、人気の物件ですぐに埋まるようなところは玉砕します。住んでいる地域・築年数の相場も掴んでからにしましょう。
退去費用は払わなくていい費用を負担されることがあります。
賃借人は負担しなくていいもの
- 鍵の交換
- 畳の日焼けやフローリングの経年劣化等
入った火災保険でも壊してしまったところを直すこともできます。
補償内容に借家賠償の「不測かつ突発的な事故」がついていれば保険が使えます。
もろもろなにも言われないのをいいことに払わなくていい費用まで払わされてしまいます。
持ち家の方はもう買ってしまっている方は住宅ローンの見直しをしてください。
同じ借入金でも金利でも支払金額は変わります。買った時のままのローンでずっと見直しなしならぜひチェックしてください。
モゲチェック等のサイトで簡単に金利の比較ができます。
これから住宅の購入を考えている方はその住宅が資産価値として高いかよくよく検討してください。売却するときローン残高が上回ってしまう住宅は資産ではなく負債になってしまいます。
税制が変わろうとしています。
- 住宅ローン控除が2024年から改悪(普通の住宅は住宅ローン控除対象外へ)
- 退職金控除も2025年控除額が減るかも?
上記の事も視野に入れた住宅の購入を検討をしてください。
資産価値のある住宅の場合、リバースモーゲージの利用は効果があります。
リバースモーゲージとは自宅を旦保に銀行からお金を借りる制度です。自宅に住みながら老後資金の調達ができて、自分の死んだ後には銀行が自宅を売却してくれるので自宅の処分にも困りません。
持ち家の価値分を老後資金に回せるので財産を残す人がいない方には有効な資産運用です。
5.マイカー
車が大好き・生きがいという方は別で他の節約に勤しんで車にお金をかけるのはありだと思います。
ただ、車の所持には大きな維持費がかかります。
車両代金・ガソリン代・自動車保険・駐車料金・自動車税・自動車重量税・その他消耗品など排気量でも変わりますが1年でざっくり100万~200万位かかります。
車好き以外の方で住んでいる地域が都会で公共交通機関は充実していて休日にもほどんど車を使わない方はカーオーナー卒業することも視野にいれましょう。
電車・バス・タクシー・レンタカーやカーシェアを都度使うでもいいですね。
地域や普段使いで車が必要な方は新車ではなく中古車で、なるべく長く乗る。
本当に必要なのか見栄なのか見直しのチャンスととらえてみましょう。
6.税金
会社員は源泉徴収で所得税・住民税・社会保険料は天引きされます。
ラクチンなんですが税金の節税は難しいです。
年末調整で会社がやってくれる控除は保険料控除。これは会社からいわれるので
申告している方が大部分です。
自分で確定申告して受けられる控除があります。
・医療費控除
医療費は独身者はひとりで医療費が10万円を超えるのは少ないかもしれませんがインプラント等保健のきかない治療にも医療費になります。(治療が目的の場合)自家用車での移動は交通費にはなりませんがバス・電車での移動は医療費にできます。(一部タクシー代も)忘れずに申請しましょう。
・寄付金控除(ふるさと納税)
だいぶ浸透してきまいたね。
寄付金額から2000円を引いた全額が寄付金控除の対象になる制度です。
2000円の負担で返礼品がもらえるお得な制度。
ワンストップ特例制度があり寄付が5自治体以内であれば確定申告はいりません。
控除に上限額がありますので住宅ローン控除もある方は注意がいります。
また、医療費控除で確定申告がある場合はワンストップ特例が書き換えにより無効になります。確定申告で合わせて申告を忘れないようにしましょう。
ふるさと納税だけが寄付金控除ではありません。ユニセフなどNPO法人も
寄付金控除の対象です。
・住宅ローン控除(初回のみ確定申告必要)
・小規模企業共済掛金等控除(iDeCo)
年収からiDeCoの掛金を差し引いた額が可処分所得になりますので税金の節税になります。
掛金は年金として受け取るものなので60歳以降にならないと掛金は引き出せません。拘束されます。
若いうちから始めるのには少しリスクが高いですが50代の私達にはやれて10年ちょっと。先の見透視はだいぶ楽になります。
ただ、退職金がたくさんもらえる方はiDeCoの出口戦略を練っておかないとたくさん課税されてしまう可能性もあります。利用には勉強が必須です。