50歳代で現在独身だともうこのまま一人かもしれないと思ってきました。結婚をしないと決めているわけではないので価値観が合う人と巡り合えれば結婚もありかと思います。
しかし、積極的にパートナーを探しているわけではないので確率的には独人者の確立が高くなります。ならば勉強とファイナンシャルプランナーの2級まで勉強しました
自己紹介
一般的には50歳代でお金の役立ち情報を探すと家族持ちでの情報が出てきます。家族持ちと、独身者では同じ情報ではダメなことも多いので主に独身者向けの情報をお届けしていきます。
老後どんな生活をしたいかをイメージし、退職後の収入を把握する。年金がいくらもらえるのか、その年金だけで退職後の生活がやりくりできるのか、知ることが大事です。
男女ともに独身者で50歳代はお仕事も忙しいですよね、だから老後のことは後回しにしていませんか?でも、その考えはNGです。老後が気になりだした時に行動してしまいましょう!
老後の対策は早ければ早いほどいいです。偉そうに言っていますが私が老後を気になりだしたのは50歳代前半。決して早くはありません。でも遅くもないです。なんせ人生100歳時代です。
まあ私達の年代は100歳まで生きれる方は少ないと思いますが・・・人生で一番若い日に行動していきましょ
「ひとりで楽しく生きるためのお金大全」板倉 京 さんの本を参照させていただきました。
独身者が陥り易い7つのトラップ
1.税金も生活コストも割高!
2.現役時代と老後の「収入格差」が大きい
3.病気になったら誰に頼る?
4.親の介護をしょい込みがち
5.終の棲家はあるか
6.気づけは友達がいない
7.自分の死後の手続きを誰もしてくれない
1.生活コストは独身者のほうが家族持ちより割高。
これは体感でも感じますよね。食費も光熱費も何事も一人分は割高になってしまいます。その分すべてが自分だけのスペースや好きなように時間やお金が使えるメリットがあります。
税金面・社会保険料では断然家族持ちが有利です。住民税は同じですが所得税は累進課税。会社員独身者一人と会社員家族世帯での年収が同じ年収であっても合算ではないので家族あり世帯のほうが税率が低くなり税金が少なくなることが多いです。
控除に関しては家族持ち世帯の方が控除の種類・数が多い。年収から控除を引いた額に税率を掛けますので控除が多いと税金は減ります。こんな仕組みで独身者の方が税金は高い=手取り金額は低くなる。
社会保険にかんしては健康保険には扶養の概念がありますので会社員は家族持ち世帯は配偶者・子供がいても独身者と同じ金額。家族の人数分まるっとお得ですね。国民健康保険には扶養の概念はありません。
とはいえ家族持ち世帯は税制・社会保険料が優遇されていても生活が決して楽なわけではありませんよね
2.独身者は年金生活に入ると現役時代の収入との格差が大きくなる。
私の場合現役時代の収入から年金のみの収入だと約半分になります😔家族世帯は夫婦2人分もらえるので半分にまでは減らないです。
家族持ち世帯は子育てや教育資金など終えて人生後半になるにつれて使うお金の縛りが減って余裕ができてくるのに対して独身者は収入が激減するのに生活水準を変えないとお金はすぐ底をつきます。
早いうちに老後の対策を考えないとほんとに間に合いませんね。独身者は現役時代と退職後をセットにして考えないと辛い老後になりそうです。
3.独身者は病気になったら面倒を見てくれる人もません。
70歳を超えて認知症や体が動かなくなって要介護になった場合どうすればいいんだろう。健康寿命と平均寿命と違いは判りますよね。
大事なのは健康寿命ですが健康寿命と平均寿命その差が女性では約12年、男性では約9年あるようです。健康寿命後12年生きる…この間はもちろん生活資金は準備がないと年金+蓄財のみ。
長くないですか、この期間を例えるなら…小学校~高校卒業まで…😲長生きリスクとはこのことですね。まず、この年数を短くしないといけないんですね~
死ぬときはコロッと逝きたい。と思いますが思うようにはいかないかもしれないですから今からでも体のメンテナンスや予防と筋肉を落とさない生活・食習慣は心がけましょう。
4.親の介護をしょいこみがち
兄弟がいても独身者がいれば親の介護をメインで担当するケースは少なくないと思います。実際私も母と実家に二人で暮らしていましたし、メインで介護をやっていました。
2012年に認知症が発覚し、翌々年からデイサービスやショートステイを利用。2019年まで約7年間でした。
メインでやっていたのが私というだけでもちろん兄弟もいろいろ手伝ってもらいましたしご近所の方にもお話して見守りをして頂いていました。
介護を体験した者の感想
- 介護は恥ずかしくない。隠さない。
- 一人で抱え込まない。兄弟・ご近所・会社にも頼る。
- 行政のサービスは使い倒す。
何年かかるかわからないのが介護です。一人で全部しょい込むのは辛すぎます。共倒れはさけたい。
ケアマネさんの言葉でした。介護を始める前と後で重みが大きく変わった言葉です。
5.「終の棲家」
独身者で自分の稼ぎで家を購入されている方、賃貸している方、実家暮らしの方といろいろな形があります。
一人暮らしに限らず賃貸は高齢になると新規契約が厳しく難しくなります。老人ホーム的なものに入るつもりでいても元気なうちに行動しないといけないですね。
実家暮らしの方は親が亡くなった時の事、実家に住み続ける事を考えている方は相続の時、法定相続人が複数いる方は実家を売却しないと遺産の分割ができない事態になることがあります。
最悪は当てにしていた実家に住み続けることができなくなります😰独り者ということで介護をやったあげく自分の貢献が虐げられるのは避けたい。関係者が全て納得する話し合いの場をもちましょうね。
6.必死になって生きてきて気づけば友達がいない
独身者は家族がいない分、老後孤独に陥らないための人間関係つくりが重要です。ご近所活動や趣味の仲間、価値観のあう人がいるコミュニティーなどにも時間を使いましょう。
7.自分の死後の手続きを誰も決めてくれない
自分が死んだ後のことを家族がいればある程度まかせることができますが、独身者は自分の死後の事も考えておく必要があります。
誰に財産を残すか、遺言書を書くか、病気、認知症になったらどうしたいか、お葬式・お墓はどうするか、家の片づけ・ペットのこと等他いろいろ結構なボリュームの事を考えなければと思います。
頭の中を整理するためにもエンディングノート等で書き出してみるといいでしょう。
私は姉の言葉でお墓の引っ越しをしました。父が買ったお墓は埼玉県にありました。歳をとるとお墓に行くのが大変。今なら車で行動できても年齢を重ねるとそれも難しくなる。
私の後の墓守りがいないことの考えると家族みんなで無縁仏です。で、近くで樹木葬で探し引っ越しました。
樹木葬は墓石を持たず樹木の下に一人づつ埋めてもらうタイプのお墓です。
樹木葬の特徴
- 管理料がかからない(買った時の支払いが全て)
- ずっと同じところにいれる
- 家族でも一人づつの料金
私の場合はすでにお墓の住民が4人いたので近くに自分の入る分も確保したら墓石買った方が安かったです😅
それでも近くにお墓を引っ越しして良かったです。毎月お墓参りに行けるのは私には大きなメリットです。
私の死後のことは誰に頼むかこれも考えないといけないですね。私は姪っ子にお願いしようと思っていますが早くアクションをとって計画を話引き受けてもらえるようにしないと。
軽くははなしてありあますが真に受けて聞いているかはわかりません。だめだったら終活業者に頼まないといけませんね。
皆さんここまで老後のことをしっかり考えていますか?墓石を持たないということでは散骨というかんがえもあります。
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