ここでは下記の本を参照させて頂きます。
孤独対策に手間も時間もかけよう
人的財産を持つには相手にかける時間と手間がかかります。頼りたいと思う時だけ頼るとか利害関係が一致するときだけ集うような友人関係は続けるのが難しいです。
ぞっと友達でいたい相手に対しては、自分が忙しい時期でも定期的に連絡をとったり相手が困っている時に助け合ったりと時間と手間をかけましょう。
わかっていてもなかなか実行できないのが実情だと思います。意識して人的財産を維持し、そして新しい人的財産も作っていきましょう。
- ご近所人脈
- シニアサークル
- 金銭感覚が合う友人を大切に
- 友人と一緒に暮らす
- 友達近居
「ご近所人脈」ご近所人脈といっても独身者は特に子供がらみの付き合いがないので地域の活動にも消極的でご近所なんて全く付き合いがないというひとが多いのではないでしょうか?
でも独身者は特にご近所に友人がいるのは心強いです。遠くの親戚より近くの他人「血縁」より「地縁」です。
ご近所友達の作り方のお勧め方法は近所に行きつけのお店を作ることです。
チェーン店や大きなお店ではなく地元の人がやっているお店で居心地が良さそうで常連さんの感じがいい店を探して通ってみてはどうでしょうか?
自然と近所の人と顔なじみになってご近所人脈ができる可能性大です😊
「シニアサークル」ネットの検索で趣味・カメラ・ゴルフ・旅行・推し活などのキーワードで年代別・地域別・趣味別のサークル等で調べるといろいろな情報が見つかります。
シニアの独身者は仲間を作りたいと思っているはずですから、今後はこういったサークルが増えてくると思います。「いきなりリアルはちょっとね~」と思うならまずはオンライン交流から始める手もあります。
「金銭感覚の合う友達を大切にしましょう」 学生時代や会社の仲間達とは生活レベルもわかっている場合が多いので「金銭感覚の一致」を友達の条件として考えることはあまりなかったかもしれません。
しかし、老後の友達となると結構大事なのではないかと思います。老後にどのくらいお金の余裕があるかは本当に人それぞれ。どのくらいが許容範囲かというのは現役時代にも増して切実な問題となってくると思います。
残された時間を大切にしたいとより強く思い出す年代です。外食や旅行・趣味等の金銭感覚が大きく違うと心から楽しめなくなるかもしれません。「金銭感覚が一緒だな」と思う友達は余計な気を遣うこともなく楽しいお付き合いができますので大切にしてください。
「友人と暮らす」
一つの建物の中で複数の人がリビングやお風呂・キッチンなどを共有して生活する賃貸住宅で「シェアハウス」「コレクティブハウス」等の住まい方があり今、増加しています。
元々は「若者向け」のイメージでしたが「高齢者向け」のものや「多世代型」といういろいろな世代で共に暮らすタイプも増えてきています。
これらのメリットは「孤独感の解消」です。まさに老後ぼっちにならずにすみます。デメリットはずっと一人で暮らしてきたのに、いきなり知らない人達と暮らすこと・人間関係の煩わしさを大きく感じる可能性もあります。
「友達近居」一緒に住むのは煩わしいがぼっちは寂しい。そこでお勧めなのは友人と同じマンションの別の部屋に住むといった友達と近くに住むことです。
普段からお互いの安否を確認できたり、おかずや頂き物のお裾分け・留守中の植木のお世話などのやりとりができる。
個人のプライバシーを重視した住まい方で煩わしさを排除し「ゆるいつながり」が「友達近居」を続ける秘訣になります。
「老後ぼっち」にならないためにも気の合う友人をご近所さんにしてしまうという発想です。女同士・男同士に限らず男女の友達でも楽しそうですね!
後はお一人様の多い「老人ホーム」を探すのもいいです。早いうちにそういった情報を集めておくといいかもしれません。
いろいろな方法を提案しましたが老後も働き続けるのもいいと思います。
いままでと同じ働き方ではなく好きな事や新しいと事をやってみることもできます。
働き続ければお金は入ってきます。キャリアの棚卸をしてみることをお勧めします。
今までやった仕事を販売・事務とかカテゴリーで捉えるのではなくやっている業務に分割して何をしているかを書き出してください。
販売員として働いていても接客しかしないわけではありませんよね?発注を担当していたり、リーダーをやることがあったり、クレーム処理をやったり、新人さんを教育したりと様々な業務をこなしている思います。
いろいろな業務の中で好きな業務・得意な業務があると思います。
その業務に特化した仕事を見つけられるとあるいは起業すると楽しいセカンドライフになるかもしれません。そのために資格が必要なら資格の取得をするのも有効。
ゆるく働いて年金と並行するもよし、年金の受給を遅らせて受給額を多くするのもよし、現役引退後もお金の余裕が出てくるかもしれません。
パートナーとは籍をいれるべきか?お金の損得勘定は?
パートナーがいる方で現在「事実婚」を選んでいる方で籍をいれるかどうか悩んだ時には気持ちの問題だけでなく税金や社会保険の制度、お金の損得などについて考えた方がいいと思います。
どちらを選ぶにしても「事実婚」と籍を入れる「法律婚」との違いを知って決めていただきたいと思います。
- 税金の控除(所得・住民・相続・贈与)
- 遺産相続
- 子供の共同親権
「事実婚」でできないことは税金の控除を受ける事です。二人とも働いている場合は所得税・住民税の扶養控除は関係ないかもしれません。インパクトが大きいのは相続です。
「事実婚」のパートナーには相続権がないので家を共同名義にしている場合など、パートナーに相続財産を渡したい人は遺言書が必須です。
相続税でも大きく違います。配偶者は最低でも1億6千万円までは相続税がかかりません。事実婚のパートナーはこの特例が使えず、しかも相続税は2割増しです。
- 社会保険の扶養になる
- 遺族年金の受け取り
- 離婚後の財産分与・慰謝料・養育費の請求
- 生命保険の受け取り
- 住宅ローンの連帯債務など
- 携帯電話の家族割・自動車保険の家族割
- クレジットカードの家族カード
税金と違って社会保険関係は「事実婚」の証明ができれば、不要にもはいれるし、遺族年金を受け取ることもできます。
事実婚の証明は住民票が同一世帯で住民票の続柄に妻(見届)や夫(見届)と記載してもらうことや実際に夫婦同様に生活していることなどで証明できます。
自治体によってはパートナーシップ制度という事実婚の異性間カップルや同性婚を望むカップルに対して「結婚に相当する関係」を認め証明書などを交付するところもありますが「法律婚」となるわけではありません。
今回のテーマは参考になりましたでしょうか?計画ばかりの人生も無鉄砲な人生も極端は厳しいのでバランスが大事になりますね。
みんなで自分らしい生き方にしていきましょう!
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