私のお金の価値観について
50歳を超えて老後の資金のことが心配になりだしました。いままでは全く気にかけたことなかったのにやはりお年頃なのでしょうか…
今までといえば実家暮らしをいいことに家賃分をあまり何も考えずにお金を使ってきました。特に散財することもありませんが我慢することもない。
借金するようなお金の使い方はしませんが貯蓄はできていない。趣味のスノーボードにはランクは落としても欲しいものはゲット。趣味に車は欠かせないため車にはお金がかかりましたね。
買い替えのサイクルは通常ですが維持費は高い水準でかかっていたはずです。ガソリン代・高速代・冬用タイヤ代・その他消耗品代は通常以上でしょう。
あれもこれも!はないですが我慢はできない。そんな金銭感覚の持ち主です。それはそれでバランスは取れていたのかもしれませんね。
FPってなんの略??
37歳で父を亡くし、その後は母と二人暮らし。母を支えながらとはいえ世帯主は母。家の事など母が生きている間は考えもしなかった。
母も他界して一人で暮らして世帯主となりやっと現実が自分事にとらえて考えるようになりました。お一人様の実感が湧いたのでしょうか。資産を運用しよう!いや、したい。
あまり実感はなかったですがきっと強い気持ちだったのですね。それからYouTubeで資産運用で検索して動画をみるようになります。
そのタイトルに「簿記とFP お金を呼ぶ5つの理由」というのがあり簿記は高校が商業化だったこともあり知っているし、資格も取っていました。
高校卒業の条件が簿記3級の取得がありましたから強制です。卒業時には日商簿記商業簿記1級まで取得しました。(今はもう蜘蛛の巣張っていて使い物にならない可能性は高いです)
簿記も勉強しなおさないといけないでしょうね😅でも、FPというのがなんの略なのかこの時は知りませんでした。仕事での雑談でFPって何の略か初めて知ったんです。
「簿記とFP お金を呼ぶ5つの理由」
ファイナンシャルプランナーか~お金の勉強の入口としてもその後にも活かせる教養とのこと。ならば勉強しよう!と思い立ちFPの3級の勉強を始めました。
FP3級受験学習方法
この時の決断・行動は実に速かった。やはりお年頃だったのでしょうか😄特に仕事が暇だったわけではなくやることがなかったわけでもありません。
それどころかその後仕事の異動があり新しい環境に身を置くことになります。さすがに趣味のスノーボードは試験までお休みしましたけどね。
勉強期間は半年。参考書と問題集を買って独学です。最初に参考書を読んで読み終わったらノートに書き写ししよう。この段取りで勉強することにしました。久々の勉強。私は高卒ですので約30年振りの勉強です。
FP試験の分野
FPには6分野があり6分野から均等に問題が出ます。
分野は
●ライフプランニング
●リスク管理
●金融資産運用
●タックスプランニング
●不動産
●相続・事業継承
タックスあたりから読んでいてもわからないことが増えてきます。私自身サラリーマンとして社会人生活を送っていました。税金については知らないし、理解が乏しい。きっちり税金を徴収されているのにです。
源泉徴収は恐るべし、知らなくてもきっちり税金を徴収されるシステムなんですね。所得には10種類の所得があって、控除には14種類あるんですよ!知らないことがたくさんありました。
不動産なんて所有していてもわからない、知らないことばかり。まあ、苦労して取得したわけではなく、私の場合は相続したから余計なのかもしれません。
参考書を一読してからはノートに書き写しです。ノートの書き写しで時間がかかったのは漢字の書き写し。びっくりするほど書き取りできませんでした。
1文字の漢字を何度見するんかい!!って自分で突っ込むほど漢字の書き取りに慣れるまで時間がすごくかかりました。きっと授業の形式で勉強していたら全てひらがなだったと思います。ブランクを深く感じました。
飽き性ということもあり長い時間集中できません。家で勉強していても数時間で飽きます。で、場所を変えて勉強しました。図書館に行ったり、カフェに行って勉強したりしました。
こんな勉強の仕方は学生の頃はしなかったな。図書館では一度隣の席に女子高生がなかなか強者で図書館だっていうのに座ってすぐアイスを食べ始め、食べ終わったら勉強始めるのかと思いきや携帯をいじりだし全く勉強する気配のない子がいました。
この時は気になっちゃって勉強集中できなかったけど、結構ガヤガヤしていても集中できるもんでした。
通勤の電車では問題集を解いて休みの日には場所を変えながら勉強しました。3級はまじめに勉強したと自負します。なんでかよく理解していませんがきっと楽しかったんですね😊
FP3級までの道